第13回「酒サムライ(平成30年)」叙任者
大橋 健一 MW(おおはし けんいち)氏
株式会社 山仁 代表取締役社長
2007年からIWCのパートナーとして日青協が設立したIWC SAKE部門において議長職を務める。主な保有資格として、ワイン業界で最も権威のある資格の一つ、Master Of Wine取得をはじめ、清酒専門評価者(NRIB認定)、酒匠・日本酒学講師(SSI認定)など。
世界中の多くの審査員の意見を総括する職務につき、日本酒部門の審査に多大な貢献をしてきた。
鏑木 基由(かぶらぎ もとよし)氏
九谷焼窯元 鏑木商鋪 八代目 代表取締役
文政5年(1822年)創業の九谷焼の製造販売元の8代目。
酒サムライ事業の初期から日青協の活動を支援していただいた、功労者のひとりである。
現在、日本酒に特化した酒グラスの製造販売に注力している。これは有田焼(佐賀県)、清水焼(京都府)も巻き込んだプロジェクトであり、酒の味わいにより酒器をセレクトするという新たな分野を創造、そして世界への普及に取り組み始めている。
橘 ケンチ(たちばな けんち)氏
EXILEパフォーマー/EXILE THE SECONDリーダー兼パフォーマー
株式会社LDH ASIA 担当
長野県から要請を受けて実施されたLDH kitchenによる酒蔵の会では日本酒のセレクトを担当、他県の蔵元との会も企画予定。WSET SAKE講座LEVEL3受講、
酒蔵及び日本酒関連地を数多く訪問し、各媒体にて日本酒のすばらしさを積極的に発信している。
Alexander Koblinger MS(アレクサンダー コブリンガー)氏
ドレラー社(ホテルレストラン並びにワイン卸)勤務
Master Sommelier,London 2011
Sake Sommelier,London 2012
オーストリアのトップソムリエとして初めて、高級レストラン業界への日本酒普及に取り組んだ人物であり、日本酒マーケットの拡大に多大な貢献を果たしている。日本酒の試飲やレクチャーを継続的に行うなどの日本酒普及活動、オーストリアソムリエ協会のメンバーに日本酒の良さを伝えている。長年にわたってオーストリアのみならずドイツ語圏内全般において、日本酒啓蒙活動を貢献していること、引き続き日本酒市場拡大に貢献していくことが期待されることから、酒サムライ認定に至った。
Michael Tremblay(マイケル トレンブリー)氏
Certified Advanced Sake Professional(ASP)Sake Sommelier(Ki Restaurant)
日本酒蔵元を招待し、料理とのペアリングを楽しむイベントをカナダで開催、日本酒に関するプレゼンテーションをRoyal Oriento MuseumやJETRO、Kampai Toronto Festivalで行うなど広く普及活動をしている。WSETのLevel1(日本酒)ならびにLevel3(日本酒)における講師、トロントにてカナダ初の日本酒コースを開催。現在は日本酒の魅力や地域性に関する上級者向けのコースを発展させる活動をする傍ら、IWCのSenior Sake Judgeの一員として活躍している。
Patrick Ellis(パトリック エリス)氏
Blue Note wine&spirits inc 社長
日本の大学への留学をきっかけに日本文化への傾倒がさらに深まり、これまで35年に渡り日本文化と強い関わりを持つ。
1996年に日本酒を取扱うBlue Note社を設立し、カナダ西部にて日本酒啓蒙活動を開始。その後、カナダ全国へ展開。BC州日本酒協会の創設メンバーであり、最初のSake Fest Vancouverより3年間、開催責任者を務める。
積極的に酒の会、酒セミナーを開催、またテレビ、ラジオ、新聞等のメディアに幅広く出演し日本酒の啓蒙活動にあたる。
Rachel Chan(レイチェル チャン)氏
フリーアナウンサー、ラジオパーソナリティ、
バイリンガルナレーター&MC
東京FMラジオ 81.3 J-WAVE『Sunrise Funrise』ナビゲーター
ラジオDJ、バイリンガルMC・ナレーター、テレビコメンテーターなど幅広い分野で活動中。
定期的に蔵元を都内に招き、酒の会を主催。
また日本酒イベントのMCとして「ぴあ日本酒フェスティバル」や最新テクノロジーと日本酒のコラボイベント「SAKE TECH」の司会、その他イベントの際の日本酒のセレクト、プロデュースも担当している。
英語と日本語の両言語で日本酒を広めることをライフワークとしている。