AKE NORDGREN(アケ ノルドグレン) 氏
1963年生まれ
Akebono Unlimited AB 創設者
スェーデン国内で日本酒の輸入販売及び日本酒の啓蒙を積極的に行っているパイオニア
的存在。
異業種で日本と関わるうちに日本酒にのめり込み、日本酒輸入業に進出。しばらく家業と並行に営んでいたが、その後自社を売り払い完全に日本酒業界人になってしまったプロ兼愛飲家。
2010年インターナショナル・ワイン・チャレンジ 日本酒貢献者賞受賞者。
2010年、2011年IWC酒部門審査員。
上野 ミュラー 佳子(ウエノ ミュラー ヨシコ) 氏
昭和39年(1964)生まれ
2005年に独立して有限会社UENO GOURMET GmbH、2010年にスイス法人UENO GOURMET AGを伴侶のヨルク・ミュラーと共に設立。
食を通じた国際交流とLocal to Localで作り手の顔が見える本物の製品をお客様にお届けすることを経営理念に、ドイツ語圏市場(ドイツ、オーストリア、スイス)における高級日本酒および調味料のエキスパートとして、市場分析、試飲会開催、メディアへの情報提供などのマーケティング活動と、独自の視点でセレクトし直輸入した商品を当地の高級レストラン、ホテルへの卸売りやオンラインショップを通じた販売を行っている。
ドイツワイン基金認定ワインコンサルタント。スローフード協会会員。日本醸造協会利き酒マイスター,ドイツ・ワインソムリエスクール講師
East meets West - 食を通じた日本と西洋の文化交流。
歴史的な東西統一の年1989年に渡独し、ドイツ人の伴侶と共にプレミアム日本酒の輸入販売会社ウエノグルメを経営する上野ミュラー氏の生涯のテーマである。
ドイツでの日本酒の認知度の低さに疑問を感じ、2005年に起業して蔵元直輸入の日本酒をドイツ、オーストリア、スイスの白系高級レストランやホテルへ卸売り、またオンラインショップを通じて直接販売を行い、ドイツ語圏のプレミアム日本酒市場を切り拓いたパイオニア的存在である。また日本酒と食文化のエキスパートとして、現地のスターシェフや名門ワイナリーとのコラボレーション、フードジャーナリストやソムリエとの交流、総領事館と共催のセミナーを通じて、啓蒙普及活動に貢献している。特にレストランのサービス担当者およびソムリエの教育には力を入れており、一般消費者への試飲セミナーやプレゼンテーションと合わせると、年間数十回、1000人を超える現地人に日本酒の伝統と文化、その美味しさを伝えている。
日本醸造協会認定のきき酒マイスターに加え、ドイツワイン基金認定コンサルタントでもあり、日欧の食文化に通じた上野ミュラー氏は、ワインとの比較や西洋料理とのハーモニーにおいて日本酒を語れる数少ない人物で、ドイツ・ワインソムリエスクールの講師として、ドイツ商工会議所認定ソムリエ養成コースで日本酒ワークショップを担当する。ダボス国際フォーラムで各国要人に日本酒のプレゼンテーションを行った他、VDPドイツ名門ワイナリー協会のワインの舞踏会でも日本酒スタンドを運営し、震災被災者へのチャリティー募金にも協力した。日独交流150周年にあたる2011年には、ドイツのスターシェフ7人とのコラボレーションで、7コースディナーに7つの蔵の日本酒を合わせたイベントを年間を通じて7回行うという、「7人のサムライ料理人とSAKE」を主宰して、メディアとグルメ界の注目を集めている。