第2回「酒サムライ(平成19年)」叙任者
妹尾理恵(せのおりえ)氏
東京生まれ。慶応義塾大学卒 一男一女の母
日本酒の嗜みが伝統である家庭に育ち、父親より日本酒の英才教育をうける。
若い頃、多くの海外のアーティストやミュージシャンが音楽家(冨田勲)である父親を訪れた際、大吟醸にてもてなす。夫(建築家・妹尾正治)の仕事で海外や大使館のパーティーへ招かれた時、日本人以上に外国の方々が日本酒に興味を持たれている事を実感し、SAKEソムリエとして日本酒文化のPR活動に努める。
夫の設計した家で、手料理と共に趣向を凝らした日本酒の会を企画し、家庭料理と日本酒の相性について熱心に研究。雑誌「味の手帖」にて「父と娘の笑酒歓談」を毎月連載。
大使館や国内外で積極的にSake Partyをアレンジし、外国の方々に日本酒の魅力を多面的に伝えるなど、日本酒普及に貢献する。屋形船を貸切り、「外国人の為の簡単日本酒レクチャー」を開催。ワシントンの伝統ある「ヘイアダムスホテル」のSake Dinnerにおいてフルコースに合った日本酒を選択し、日本酒文化のレクチャーをする。
大使館等のチャリティーイベントとして日本酒の会を開催し、各国の食文化と日本の食文化、そして日本酒のコラボレーションを提案する。主婦の視点から生活に根付いた日本酒の話は外国人はもちろん日本人にも好評。