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IWC2008 「SAKE部門」 トロフィー受賞酒発表(6/17)
 
「IWC2008」各部門におけるメダル該当銘柄につきましては既報の通りですが、このたび、「SAKE部門」の各カテゴリーにおける最優秀賞である「トロフィー」受賞銘柄が、6月16日(ロンドン現地時間)にIWCのウェブサイト上で発表されました。


純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部
トロフィー 出羽桜酒造 銘柄:出羽桜 一路
茨城トロフィー 須藤本家 銘柄:霞山 木桶仕込無濾過2003


本醸造酒の部
トロフィー (名)梅田酒造場 銘柄:本洲一無濾過本醸造
長野トロフィー 宮坂醸造 銘柄:特選 真澄


吟醸酒・大吟醸酒の部
トロフィー 且ツ崎 銘柄:国菊 大吟醸
島根トロフィー 簸上清酒(名) 銘柄:大吟醸 玉鋼 斗びん囲い


古酒の部
トロフィー 賀茂鶴酒造 銘柄:八年秘蔵熟成酒
広島トロフィー 榎酒造 銘柄:華鳩 貴醸酒 8年貯蔵

※純米酒の部は、該当銘柄がございませんでした。
※「(県名)トロフィー」とは、トロフィー銘柄にはわずかに及ばなかったものの、高い評価を得た産地が
  異なる次席の銘柄に授与されるものです。




トロフィー受賞蔵元よりコメントをいただきました(7/18)

出羽桜酒造梶@銘柄:出羽桜 一路(純米吟醸酒・純米大吟醸酒トロフィー)
吟醸酒造り一筋に精進してきたことを評価いただき、皆さまに心から感謝申し上げます。 世界中のお客様に吟醸酒の素晴らしさ知っていただくため、一粒の米から大切に酒を育てる。すべての工程を吟味し、愚直なまでに人間の手で造り上げる。そんな姿勢が今回の賞につながったと思います。全国新酒鑑評会での12年連続金賞受賞と併せて、今年は造り手にとって最高の年になりました。これからも、品質第一を胸に「Ginjo」を世界の言葉に出来るよう、精進してまいります。


(名)梅田酒造場 銘柄:本洲一無濾過本醸造(本醸造酒トロフィー)
この度IWC2008において、弊社の無濾過シリーズがGOLDメダルに評価され、さらに本醸造酒の部でトロフィーを受賞いたしましたことは大変名誉なことと喜んでおります。今回の受賞は、当社の酒質設計の方針が評価されたと共に製造から瓶詰め、出荷までの工程管理まで含め評価されたものと思い、今後より一層研鑽し、高めていかなければと改めて感じております。どうもありがとうございました。


且ツ崎 銘柄:国菊 大吟醸(吟醸酒・大吟醸酒トロフィー)
このたびは「国菊大吟醸」にIWC2008大吟醸、吟醸の部トロフィー賞をいただき、心より感謝いたしております。また、全国鑑評会3年連続金賞受賞、モンドセレクション 2008最高金賞、iTQi2008最優秀味覚賞などに恵まれましたのも、ひとえに皆様のご支援の賜物と感謝いたしております。弊社は「麹文化を大切に」をモットーに焼酎や甘酒にも取り組んでおります。今後とも初心にかえり消費者の皆様に喜ばれる商品を提供してまいりたいと思っております。


簸上清酒(名) 銘柄:大吟醸 玉鋼 斗びん囲い(吟醸酒・大吟醸酒 島根トロフィー)
このたびのゴールドメダル受賞に続く「島根トロフィー」を賜りましたこと、酒サムライはもとよりこのIWC・SAKE部門の開催に関わられた皆様に深く感謝申し上げるとともに心よりお礼申し上げます。日本の、その島根の出雲杜氏が奏でる「酒・SAKE」が世界のIWCという檜舞台で味わっていただけ「うまい」と言っていただけた。このことが最高の喜びと考えます。ほんと「ヤッター!」です。ありがとうございました。


賀茂鶴酒造梶@銘柄:八年秘蔵熟成酒(古酒トロフィー)
この度、当社「八年秘蔵熟成酒」が最高位のトロフィーを頂くことができ、大変嬉しく名誉なことと感激しております。このお酒は、やさしい熟成香とやわらかくまるい口当たりが特徴のお酒です。IWCの関係者の方々や酒サムライの皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。


榎酒造梶@銘柄:華鳩 貴醸酒 8年貯蔵(古酒 広島トロフィー)
水の代わりに酒で仕込む貴醸酒(きじょうしゅ)を造り始めて苦節30余年。甘口で豊かな味わいの貴醸酒が認められた事は、私達にとって最高の喜びです。常温で、ぬる燗で、バニラアイスにかけたり...と、楽しみ方も豊かです。『貴醸酒』が、そして『古酒』がより多くの方に楽しんでいただければ幸いです!



「SAKE部門」の出品及び審査について
 
「SAKE部門」の出品については、昨年度に引き続き下記の5部門に分類し、審査されました。

 出品酒は各部門毎にブラインド状態で審査され、優れた品質の銘柄には、点数により金・銀・銅メダル、またそれに次ぐ銘柄には「大会推奨」という評価が与えられました。

 審査終了後、金メダル対象酒は共同議長サム・ハロップ氏と上級審査員を務めた日本よりの派遣審査員を含む5名により再審査され、各カテゴリーにおいて最も優れた品質と認められた銘柄が「トロフィー」授与対象となりました。

 今回、純米酒カテゴリーにおいてはトロフィー授与は見送られました。また、純米酒以外の4つのカテゴリーにおいては、トロフィー対象銘柄の成績が非常に接戦であったため、醸造元のある県名を付けてどちらにもトロフィーを授与することになりました。

 出品蔵元数、出品数については、下記のとおりです。なお、生酒については輸送管理の問題もあり、今年度は審査対象とはしませんでした。

(1)純米酒の部(出品は63蔵73銘柄)

(2)純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部(出品は99蔵122銘柄)

(3)本醸造酒の部(出品は13蔵13銘柄)

(4)吟醸酒・大吟醸酒の部(出品は67蔵73銘柄)

(5)古酒の部(出品は29蔵32銘柄)

* 出品酒の合計は160蔵313銘柄となります。





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