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インターナショナル ワイン チャレンジ2007 
「SAKE部門」トロフィー発表

日本酒造青年協議会・酒サムライ本部が全面サポートしたコンテストにおける「SAKE部門」各カテゴリーの最優秀賞(トロフィー)が発表されました。なお、H19年9月12日にイギリス・ロンドン市内にて開催されるIWC主催の「アワード・ディナー」においてトロフィー受賞酒のうち「SAKE部門」の最優秀賞が発表されます。

この度、世界のワイン・ジャーナリズムをリードするロンドンで開催され、世界最大規模・最高権威に評価されるワイン・コンペティションであり、世界中のワイン業者から最も注目されている「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」において、「SAKE部門」が本格的に設けられ、日本酒造青年協議会・酒サムライ本部(会長:佐浦弘一)は公式コーディネーターとして全面的に協力いたしました。

 その結果、各部門におけるメダル該当銘柄につきましては既報の通りですが、このたび、「SAKE部門」の各カテゴリーにおける最優秀賞である「トロフィー」受賞銘柄が、6月18日(ロンドン時間)、フランス・ボルドーで開催中のVINEXPO(ヴィネクスポ)会場において発表されました。


●純米酒トロフィー
 
醸造元:菊姫(資)  銘柄:鶴乃里(石川県)

【受賞蔵元のコメント】
 
この度、弊社純米酒「鶴乃里」が、世界に認められたことは、大変栄誉なことと、心から感謝申し上げます。酒造における原料米の厳選と、先達の匠の技を誠実に駆使した菊姫技術軍団の勝利と真摯に受止めております。本当に有難う御座いました。




●純米吟醸酒・純米大吟醸酒トロフィー − 広島トロフィー
 
醸造元:藤井酒造(株)
 銘柄:龍勢 純米大吟醸 黒ラベル (広島県)

【受賞蔵元のコメント】
 
今回の受賞は、伝統的な純米造りから生まれる食中酒としての日本酒が世界に認められたのだと感じています。龍勢が日本で最初に行われた第一回全国清酒品評会最優等一位に続き今回の世界で最初に行われた大会においてトロフィーを頂戴出来たことは大変名誉な事だと感じております。今回の参加が実現した事に関係者の皆様に心より感謝申し上げます。※広島トロフィーについては、下部をご参照下さい。




 純米吟醸酒・純米大吟醸酒トロフィー - 滋賀トロフィー
 
醸造元:松瀬酒造(株)
 銘柄:松の司 純米吟醸(滋賀県)

【受賞蔵元のコメント】
 
私達が永年取り組んできた地元竜王町での環境こだわり農産物認証米の山田錦100%を使用した「松の司純米吟醸」がGOLDメダルそしてトロフィーを頂いたことは、私達の取り組みが世界の皆様にもご理解いただいたという何にもかえがたい喜びに包まれています。
 また、地元地域の皆様にとってもこの土地のポテンシャルをIWCで認めていただいたことは大変誇り高く思うことでしょう。そして、共に歩んできた特約販売店の皆様にとっても大変励みになったと思います。皆様のご理解とご協力があればこその受賞だと考えています。最後に「松の司」に携わる皆様に心より御礼と感謝を申し上げます。
※滋賀トロフィーについては、下部をご参照下さい。





●吟醸酒・大吟醸酒トロフィー
 醸造元:櫻正宗(株)
 銘柄:大吟醸 櫻華一輪(兵庫県)

【受賞蔵元のコメント】
 世界的に権威あるワインコンペティションであるIWCにおいて「SAKE部門」が創設されたことは、日本酒の一蔵元として誇りに思います。さらに記念すべき「SAKE部門」創設第1回大会においてトロフィーを受賞できたことは、最高の喜びであり、同コンペティションに関係されたすべての方々に感謝いたします。




●古酒トロフィー
 
醸造元:小野酒造(株)
 銘柄:清酒老亀 十年熟成酒 幻米古酒(広島県)

【受賞蔵元のコメント】
 
30年前、江戸時代のお酒がどのようなお酒だったのか、紹興酒も米から造るのに何故、腐らないのか。その土地ならではの個性のあるお酒はどんなお酒なんだろう。こんな先代の好奇心と試行錯誤の結果、この古代酒ができました。先代をはじめ蔵人の方々の努力のお陰と有難く嬉しく思います。




「SAKE部門」の出品及び審査について
「SAKE部門」の出品については、今年度は下記の5部門に分類し、審査されました。

 出品酒は各部門毎にブラインド状態で審査され、優れた品質の銘柄には、点数により金・銀・銅メダル、またそれに次ぐ銘柄には「大会推奨」という評価が与えられました。

 審査終了後、金メダル対象酒は共同議長サム・ハロップ氏と上級審査員を務めた日本よりの派遣審査員を含む5名により再審査され、各カテゴリーにおいて最も優れた品質と認められた銘柄が「トロフィー」授与対象となりました。

 今回、本醸造酒カテゴリーにおいては金メダル対象酒がなかったため、同カテゴリーでのトロフィー授与は見送られました。また、純米吟醸酒・純米大吟醸酒カテゴリーにおいては、トロフィー対象銘柄の成績が非常に接戦であったため、醸造元のある県名を付けてどちらにもトロフィーを授与することになりました。

 出品蔵元数、出品数については、下記のとおりです。なお、生酒については輸送管理の問題もあり、今年度は審査対象とはしませんでした。

(1)純米酒の部(出品は51蔵52銘柄)

(2)純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部(出品は73蔵83銘柄)

(3)本醸造酒の部(出品は15蔵15銘柄)

(4)吟醸酒・大吟醸酒の部(出品は51蔵52銘柄)

(5)古酒の部(出品は26蔵26銘柄)

* 出品酒の合計は121蔵228銘柄となります。


                                                             
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