SAM HARROP.MW(サムハロップ)氏

イギリスを中心に活躍するニュージーランド出身(イギリス在住)のワイン・コンサルタントで34歳。

2003年に日本人はおろかアジア人にまだ一人も合格者のいない超難関のワインの資格、マスターオブワイン試験に最初の挑戦で合格。合格に際し、特に成績優秀だった者に贈られるTim Derouet賞を受賞している。

現在は世界各地でワインナリーのコンサルタントの他、ロワール地方全体のアドバイザーもつとめ、南仏に小さな有機農法のワイナリー(ドメーヌ・マタッサ)を共同経営している。

2006年より、世界最大規模のワインコンクール(インターナショナルワインチャレンジ、ロンドン大会)のCo−Chairmanの一人となった。今月(9月)よりCNBCビジネス・マンスリーのワイン関係のコラムも担当。

ハロップ氏は、ロンドンで日本酒の蔵元の日本酒講座に参加したのをきっかけに来日し、京都と静岡の蔵を訪問。日本と日本酒に大変好感を持って帰国した。そしてインターナショナルワインチャレンジのCo−Chairmanに就任当時から、同大会に本格的に日本酒部門をつくり、広く世界に日本酒を紹介する事を計画している。