世界中がコロナ禍で大きな影響を受けている中、今年も世界最大規模・最高権威に評価されるワイン・コンペティション「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2021」において、「SAKE部門」の審査が無事ロンドンで開催されました。「IWC SAKE部門]」へは2007年の部門創設以降毎年日本酒造青年協議会(会長:前垣 壽宏)が公式コーディネーターとして全面的に協力しています。
今年の受賞結果、各部門のメダル・トロフィー受賞銘柄については既にホームページ掲載(http://www.sakesamurai.jp/index.html)の通りですが、この度、「SAKE部門」の最高賞に選ばれた「チャンピオン・サケ」、並びに部門を超え優れたコストパフォーマンスを発揮した「グレートバリュー・チャンピオン・サケ」受賞銘柄が、イギリス・ロンドンにおいてロンドン時間の6月30日9時に発表されました。 コロナ禍においても国内外から大変多くの出品をいただき、2021年は9つのカテゴリーごとに401蔵1499銘柄が出品されました。
「チャンピオン・サケ」は、各カテゴリーにおいてゴールドメダルを獲得した出品酒のうち、さらにそれ以上のレベルに達していると認められたものに、「トロフィー」が与えられ、その「トロフィー」受賞出品酒のな中から最も優れておると評価された出品酒に与えられる最高賞で、1,499銘柄の中から1銘柄が選出されます。
また、2014年より「グレートバリュー・サケ」が設定されました。この賞はゴールド、シルバーメダル受賞酒の中から受賞条件(720ml瓶換算年間販売本数10万本以上、市場価格1,000円以下)に該当し、優れたコストパフォーマンスを発揮していると思われた酒に対し部門を超えて選ばれています。この「グレートバリュー・サケ」の最優秀賞として「グレートバリュー・チャンピオン・サケ」が選ばれます。
さらに「IWC 2021 SAKE部門」に出品された蔵元の中で1社から複数エントリーされたお酒の全てにわたって高評価を得た蔵元に対して「Sake Brewer of the Year」として表彰されます。
そしてこの度は、世界から素晴らしい評価を受けた「チャンピオン・サケ」・「グレートバリュー・チャンピオン・サケ」、「Sake Brewer of the Year」に下記の銘柄が選ばれました。これからさらに世界のワイン・マーケットにおける日本酒への注目、そして日本酒の多様性への関心が高まることと確信しております。
IWC2021 「SAKE部門」
Champion Sake/チャンピオン・サケ
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御湖鶴 純米吟醸 山恵錦
諏訪御湖鶴酒造場 長野県
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