◆プレスリリース(2014.07.17)◆
この度、世界のワイン・ジャーナリズムをリードするロンドンで開催され、世界最大規模・最高権威に評価されるワイン・コンペティションであり、世界中のワイン業者から最も注目されている「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2014」において、2007年設けられた「SAKE部門」に関し、日本酒造青年協議会・酒サムライ本部(会長:関谷 健)は公式コーディネーターとして本年度も全面的に協力いたしました。
その結果、既に発表されている各部門におけるメダル・トロフィー該当銘柄につきましてはホームページ掲載(http://www.sakesamurai.jp/index.html)の通りですが、このたび、「SAKE部門」の最優秀に選ばれた「チャンピオン・サケ」、並びに部門を超え優れたコストパフォーマンスを発揮した「グレートバリュー・サケ」受賞銘柄が、ロンドン時間の7月16日、イギリス・ロンドンにおいて開催された「IWCアワードディナー」において発表されました。
年々出品数が増加しており、本年は261蔵725銘柄が出品され、年々難関となっていることが伺えます。
日本酒部門の最高賞として「チャンピオン・サケ」が1銘柄選出されました。7カテゴリーの中で、もっとも優れていると評価された出品酒に「チャンピオン・サケ」が与えられております。
各カテゴリーにおいてゴールドメダルを獲得した出品酒のうち、さらにそれ以上のレベルに達していると認められたものに、「トロフィー」が与えられ、その「トロフィー」受賞出品酒のなかから、7カテゴリーの最高賞として「チャンピオン・サケ」が選ばれています。
また、2014年より「グレートバリュー・サケ」が設定されました。この賞は金、銀メダル受賞酒の中からIWC側の条件(4合瓶換算1万本、小売価格1,000円以下)で当てはまる優れたコストパフォーマンスを発揮していると思われた酒に対し部門を超えて選ばれています。
「チャンピオン・サケ」・「グレートバリュー・サケ」、IWCにおける日本酒の注目度、そして日本酒の多様性への関心が高まることと確信しております。
その大変素晴らしい「チャンピオン・サケ」・「グッドバリュー・サケ」に下記の銘柄が選ばれました。
第8回チャンピオン・サケ
古酒部門「熟成古酒 飛騨の華 酔翁」(岐阜県・株式会社平田酒造場)
http://www2.ocn.ne.jp/~hirata43/
グレートバリュー・サケ
本醸造部門「朝日山 千寿盃」(新潟県・朝日酒造株式会社)
http://www.asahi-shuzo.co.jp/
「チャンピオン・サケ」「グレートバリュー・サケ」が発表されたIWCアワードディナーは、ロンドンの最高級ホテルの1つであるGrosvenor House Hotelにおいて、7月16日の晩餐に開催され、IWCトロフィー受賞蔵を中心に日本から12蔵元が渡英し、全員、日本の伝統文化を体現した紋付袴姿、着物姿での参加に、海外の参加者・PRESSにも大きな注目を集め、話題を集めました。
<「SAKE部門」出品及び審査について>
本年のIWC日本酒部門の審査は、4月14日・15日の2日間にわたって行われました。
各カテゴリーにおいてゴールドメダルを獲得した出品酒のうち、さらにそれ以上のレベルに達していると認められたものに、「トロフィー」が与えられ、さらに「トロフィー」受賞出品酒のなかから、7カテゴリーの最高賞として「チャンピオン・サケ」が与えられます。
出品蔵元数、出品数については、下記のとおりです。
(1)純米酒の部(出品は130蔵153銘柄)
(2)純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部(出品は177蔵263銘柄)
(3)本醸造酒の部(出品は42蔵44銘柄)
(4)吟醸酒・大吟醸酒の部(出品は140蔵158銘柄)
(5)古酒の部(出品は35蔵37銘柄)
(6)スパークリングの部(出品は37蔵41銘柄)
(7)オーディナリーの部(出品は28蔵29銘柄)
?出品酒の合計は261蔵725銘柄(対前年比蔵元数111.1%・出品銘柄数124.3%)となります。
<IWCについて>
毎年13,000銘柄を超えるワインが出品され、世界で最も影響力のあるコンペティションとして知られているIWCは、1984年に創立されました。IWCでは、最難関のワインの資格「マスター・オブ・ワイン」の称号の保有者を含め第一線で活躍する400名近いワイン専門家が審査員として参加します。
IWCのメダルを受賞することは、生産者の技能が世界的に認められまた販売促進の大きな機会となることを意味するとともに、小売業者や卸売業者にとっても受賞ワインを取り扱うことを誇りとしています。
「SAKE部門」の審査には、英国及び欧州各地より日本酒のサービス、販売等の経験が豊富な関係者が集められ、酒サムライ本部も2名の専門家を評価基準のアドバイス役も兼ねて参画しております。
IWCのホームページでもメダル・トロフィーの詳細が掲載されています。
アドレスは www.internationalwinechallenge.com です。
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