◆プレスリリース(2012.05.31)◆
この度のインターナショナル・ワイン・チャレンジ2012日本部門の結果が発表になりました。今年は過去最高の689銘柄による審査会となり、非常に多くの、そして素晴らしい日本酒がメダルを受け取ったことは大変慶ばしいことだと感じております。
今後もこれら受賞酒とともに、国内は固より世界へ向けて貴重な日本文化伝承の一端を担うことができればと考えております。
今後の皆様の益々のご支援を宜しくお願い申し上げます。
日本酒造青年協議会
会長 関谷 健
<「SAKE部門」出品及び審査について>
本年のIWC日本酒部門の審査は、5月29日・30日の2日間にわたって行われました。
日本酒部門審査の責任者である大橋健一氏(山仁酒店 社長)とサイモン・ホフストラ氏(Sake Europe ディレクター)また様々なバックグラグラウンドと経験を持つ日本人・非日本人の審査員構成により、例年同様に実り多い、緊張感のある審査が行われました。(審査員は計38名で審査。)
日本酒部門の最高賞として、5つのカテゴリーでもっとも優れていると評価された出品酒に「チャンピオン・サケ」が与えられます。各カテゴリーにおいてゴールドメダルを獲得した出品酒のうち、さらにそれ以上のレベルに達していると認められたものに、「トロフィー」が与えられ、さらに「トロフィー」受賞出品酒のなかから、最高賞として「チャンピオン・サケ」が与えられます。
日本酒部門で、IWCにおける日本酒の注目度、そして日本酒の多様性への関心が高まることと確信しております。
インターナショナルワインチャレンジ2012審査結果 |
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純米 |
純吟・純米大吟 |
本醸造 |
吟醸・大吟 |
古酒 |
計 |
金メダル |
2 |
9 |
1 |
5 |
5 |
22 |
銀メダル |
12 |
30 |
6 |
25 |
6 |
79 |
銅メダル |
36 |
50 |
10 |
47 |
19 |
162 |
メダル合計 |
50 |
89 |
17 |
77 |
30 |
263 |
大会推奨酒 |
89 |
113 |
27 |
63 |
16 |
308 |
金メダル受賞酒一覧
カテゴリー |
醸造元 |
銘柄名 |
都道府県 |
純米酒 |
大信州酒造 |
大信州 N.A.C 浜農場 |
長野県 |
純米酒 |
(名)梅田酒造場 |
本洲一 無濾過純米酒 |
広島県 |
純米吟醸酒、純米大吟醸酒 |
竃k雪酒造 |
北雪 純米大吟醸 越淡麗 |
新潟県 |
純米吟醸酒、純米大吟醸酒 |
岩V彌酒造店 |
純米吟醸 雪の茅舎 |
秋田県 |
純米吟醸酒、純米大吟醸酒 |
岩V彌酒造店 |
秘伝山廃 雪の茅舎 |
秋田県 |
純米吟醸酒、純米大吟醸酒 |
大信州酒造 |
大信州鑑評会出品仕込壜囲い純米大吟醸 |
長野県 |
純米吟醸酒、純米大吟醸酒 |
天山酒造 |
天山 純米吟醸酒 |
佐賀県 |
純米吟醸酒、純米大吟醸酒 |
(資)加藤吉平商店 |
梵 夢は正夢 |
福井県 |
純米吟醸酒、純米大吟醸酒 |
(資)廣木酒造本店 |
純米吟醸酒 飛露喜 |
福島県 |
純米吟醸酒、純米大吟醸酒 |
叶_戸酒心館 |
福寿 純米大吟醸 黒ラベル |
兵庫県 |
純米吟醸酒、純米大吟醸酒 |
黒澤酒造 |
くろさわ 純米吟醸2009 |
長野県 |
本醸造 |
妙高酒造 |
本醸造 妙高山 |
新潟県 |
吟醸酒、大吟醸酒 |
ナショナル物産竃リ村酒造事業部 |
大吟醸 福小町 |
秋田県 |
吟醸酒、大吟醸酒 |
原酒造場 |
越の誉 大吟醸 |
新潟県 |
吟醸酒、大吟醸酒 |
滑O池酒造店 |
燦爛 大吟醸 |
栃木県 |
吟醸酒、大吟醸酒 |
菊池酒造 |
燦然 大吟醸 原酒 |
岡山県 |
吟醸酒、大吟醸酒 |
鰹シ井酒造店 |
松の寿 大吟醸原酒 源水点 |
栃木県 |
古酒 |
兜ス田酒造場 |
熟成古酒 飛騨の華 酔翁 |
岐阜県 |
古酒 |
鰹ャ嶋総本店 |
東光 秘蔵古酒 生もと本醸造原酒 |
山形県 |
古酒 |
榎酒造 |
華鳩 貴醸酒8年貯蔵 |
広島県 |
古酒 |
賀茂泉酒造 |
賀茂泉 純米吟醸永年古酒1997 |
広島県 |
古酒 |
金紋秋田酒造 |
山吹 ゴールド |
秋田県 |
出品蔵元数、出品数については、下記のとおりです。
(1)純米酒の部(出品は147蔵169銘柄)
(2)純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部(出品は192蔵246銘柄)
(3)本醸造酒の部(出品は53蔵54銘柄)
(4)吟醸酒・大吟醸酒の部(出品は153蔵170銘柄)
(5)古酒の部(出品は48蔵50銘柄)
- 出品酒の合計は292蔵689銘柄(対前年比蔵元数142.4%・出品銘柄数147.2%)となります。
メダルおよび入賞に関しての情報は5月31日(木)付でwww.internationalwinechallenge.com のサイトで、全世界に向けて発表されました。
また、「SAKE部門」の結果については、酒サムライホームページhttp://www.sakesamurai.jp/ のサイトでも詳細を掲載しています。
なお、トロフィー受賞酒の発表は6月20日に酒サムライホームページで、また『チャンピオンsake』は、ロンドン市内の最高級ホテルにて9月11日(ロンドン時間)に開催されるIWCアワードディナー(各賞の表彰及びパーティー)の席上で発表、表彰が行われます。
日本酒造青年協議会では、6月15日に東京都内で開催される「日本酒フェア」においてブース出展し、IWC日本酒部門金メダル受賞酒をご紹介、販売する予定です。
<IWCについて>
毎年9,000銘柄を超えるワインが出品され、世界で最も影響力のあるコンペティションとして知られているIWCは、1984年に創立されました。IWCでは、最難関のワインの資格「マスター・オブ・ワイン」の称号の保有者を含め第一線で活躍する400名近いワイン専門家が審査員として参加します。
IWCのメダルを受賞することは、生産者の技能が世界的に認められまた販売促進の大きな機会となることを意味するとともに、小売業者や卸売業者にとっても受賞ワインを取り扱うことを誇りとしています。
「SAKE部門」の審査には、英国及び欧州各地より日本酒のサービス、販売等の経験が豊富な関係者が集められ、酒サムライ本部も2名の専門家を評価基準のアドバイス役も兼ねて参画しております。
<IWCの反響について>
日本酒部門の設置以来、IWCにおいて、チャンピオン・サケ、各部門のトロフィー及び金メダル受賞された商品については、国内外より大きな反響がありました。海外からの取引依頼や地元報道以外にも全国紙、雑誌、TV等に報道されているほか、該当商品の完売も見受けられ、日本酒ユーザーのみならずワインユーザー等の飲食店・消費者からの引き合いをはじめ、高級有名ホテル、デパート、流通等の新規取引、航空会社の機内搭載など多方面にわたり大きな反響と関心が集まっています。
<日本酒造青年協議会概要>
1.概 要 : 本会は、昭和39年9月、各府県醸造関係青壮年団体の統合統括機関として「全国清酒協議会」の名称のもと設立され、爾来、清酒業界における清新な活動団体として業界諸般の問題に対し真摯な検討を加え、率直な見解を表明するとともに、必要に応じそれぞれの機関に陳情要望を続けています。
近年、本会が各方面に陳情要望等を行う場合において、その存在意義をより理解しやすくする必要があるため、平成3年10月1日をもって「日本酒造青年協議会」と名称を変更しました。また、会員傘下のメンバーから広く人材を発掘するため、平成元年度より委員会を設置しております。
本会の事業の一環である日本酒造組合中央会に対する協力として、イベント・研修会等に当たり、その企画運営等に参画し、意見が反映されています。
また、日本酒造組合中央会理事会、評議員会、各委員会に会員が参画し、意見の提案・反映がされています。
さらに、本会の活動に対して日本酒造組合中央会から昭和45年度より助成金が交付され、期待をかけられています。
2.名 称 : 日本酒造青年協議会(にほんしゅぞうせいねんきょうぎかい)
会 長 関谷 健(愛知県 関谷醸造椛纒\取締役)
3.住 所 : 〒105-0003 東京都港区西新橋1丁目1番21号
日本酒造組合中央会 内
tel : 03-3501-0101 / fax : 03-3501-6018
4.会 員 : 41都道府県の酒造青年団体を会員としており、各青年団体の会員総数は約800名(うち女性が30名)となっています。
5.事業概要 : 日本酒の需要振興、イベント事業の実施、日本酒をめぐる諸問題の研究を重点事業とし、全国きき酒選手権大会の開催、各団体の情報交換、酒類業界の環境変化についての研究・検討、日本酒造組合中央会に対する協力などに取り組んでいます。
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本件に関するお問い合わせは下記にお願いします。
日本酒造青年協議会 酒サムライ本部 事務局(日本酒造組合中央会 内)
担当;大隅 TEL: 03-3501-0101 |