IWC 2021アワードセレモニーのご報告
6月30日17時−21時
キア・オーバル・クリケットクラブ
報告者: 吉武理恵
6月30日 日本時間17時のIWC2021年SAKE部門のオンライン発表に続き、同日英国時間の夕方、アワードを祝う懇親レセプションが行われました。会場はIWCの審査開場であるキア・オーバルと呼ばれるクリケットグランドを見渡すクラブハウスのテラスです。コロナ禍の状況下、本来ならばソーシャルディスタンシングも排除されて大きなイベントが予定されていたのですが、規制延長となったため、総合出席人数を230名、かつ30名ごとのセクションに分かれたレセプションとなりましたが、無事和やかに終了いたしました。
サケ部門は、メーンホールと離れたテラスにスタッフを含めて30名が参加。酒サムライのスポンサー招待枠で大使館、政府機関、メディアを含む10名の方をご招待いたしました。
その他の参加者は、IWC酒審査員の面々でしたが、30名という厳しい入場制限があったために、出席できない同志たちがいたことは大変残念ではありましたが、このような状況元でお祝いの集会ができたことは幸甚だったと感謝しております。形式はカジュアルなレセプションでしたが、ゲストの皆様には最後まで楽しんでいただき、日本酒サポーターの和はますます大きく深くなったと確信いたしました。
スケジュールは、5時開場、6時アワード発表、7時よりスナックが配られたのち、9時に解散いたしました。6時からのアワード発表は、我々と別階上にあるワイン会場でビデオ発表が行われ、その中にチャンピオンサケ、グレート・バリュー・アワード、ブリューワー・オブ・ザ・イヤーの発表もございました。我々のセクションからは、ビデオを見ることはできませんでしたが、日本酒の発表の時には、みんなで大きな拍手を送りました。また、日本酒に関連するアワードの一つとして、 サケ・マーチャント・オブ・ザ・イヤーとして、輸入業者である TAZAKI FOODS LTD様が受賞し、古川社長と日本酒担当者の西谷ひろこさんに、トロフィーが渡されました。
パンデミックのために昨年はアワードディナーが中止になりましたが、今年は、簡単でもアワードレセプションができたことは、IWC アンドリュー・リード氏とチームの信念と努力の賜物であると強く感じました。来年は、訪英が許されなかった2020,2021のチャンピオン他、高位受賞者にもアワードディナーにご参加していただけることを願っております。
最後に、ロンドンはワクチン摂取も着実に進み、平常の世界が少しずつ戻ってきております。コロナ直後には、非常な打撃を受けて苦戦をした日本酒市場も、レストランだけでなく、リテール特にオンライン販売開拓に努力をしておりますので、今後は、今まで以上に販売向上が期待されるのではないかと予測しております。IWCを通じて、今後ともワイン界への参画融合を目指し、日本酒の国際化を図っていけると信じております。蔵元の皆様のますますのご健闘をお祈りしております。
IWC 2021アワードレセプションの写真
会場となったのは、Ovalという相性で親しまれているクリケットグラウンドのクラブハウス(写真中央)
テラスの一部が日本酒チームのレセプションとなりました。屋外テラスであるためマスク着用は不要です。
2021年と2020年のトロフィー酒をゲストに提供いたしました。
IWCのオーナー、アンドリュー・リード氏(左)とIWC 審査担当のクリス・アシュトン氏(右)
チャンピオンサケのスポンサーであるJALロンドン支局長の上原さん
会場入り口のバナーには、Good to see you again!と書いてありました。
JFOODOの久世あおいさんと、Tazaki Foodsの古川社長、西谷ひろこさん
TENGUSAKEのオリバー・ヒルトン・ジョンソンさんと福島県人会会長の満山喜郎さん
ポール・ファレリー元国会議員と横山あけみさん
乾杯を続けるごとに、笑いも輪も大きくなっていきました。
相性ロンドン・サケ・ガールズの浴衣&日本酒ショット
今年のサケマーチャント・オブ・ザ・イヤーはTAZAKI FOODSでした。
トロフィーを手にして喜ぶ古川社長(右)と西谷浩子さん(左)
日本酒サービングスタッフは、審査中にもお手伝いをしてくださった日本酒ファンのお二人です。
クリス・アシュトン氏(中央)と田阪あさみさん(左)、大久保さとみさん(右)
クリスさんは、今回初めてゲストとして参加されました。
JALの杉山さんは、和服でお越しくださいました。
今年のチャンピオンサケの御湖鶴 純米吟醸と2021,2020年の全てのトロフィーサケを
ゲストにサーブさせていただきました。
別会場ではワイン関係者も同様にレセプションを楽しまれていたようです。