◆IWC2015レポート 審査最終日編
いよいよ審査の最終段階。
9人のパネルジャッジと4人のCo-Chairmanだけが参加します。
先ずは9人のパネルジャッジを2つのグル―プに分けて、ゴールドを受賞した日本酒が
カテゴリーごとに並べられます。
そこで、パネルジャッジ達が部門最高賞である「トロフィー」に相応しいと思うものを見つけます。
これも4-5人のディスカッションを通じて選ばれていきます。
惜しくも部門トップのトロフィーではないもののゴールドの中でも飛びぬけた品質を備えていると
判断されたものは次点として「リージョナル・トロフィー」の候補として挙げられます。
5点の金賞がある中で1点ぐらいの比率でトロフィー、リージョナルトロフィーは選ばれます。
トロフィー、リージョナルトロフィーに相応しいとパネルジャッジから選ばれたものが
4人のCo-Chairmanの元に運ばれます。
ここで、4人が最終的に確認をして、各カテゴリーに1点、合計7点のトロフィーが決定します。
いよいよチャンピョンサケが決まるセッションです。
7点の異なるカテゴリーのトロフィーの中から4人でNo.1である「チャンピョン・サケ」を
選ばれるのです。
ここに参加するのはCo-chairmanの4名。
一点一点を細かく、なんどもテイスティングを行い最終的に1つだけが選ばれます。
これで全ての審査が終了します。
メダルの発表は2015年5月13日、トロフィーは5月18日、そしてチャンピョンサケは
7月16日にロンドンにおいてAward Dinnerの場で発表されます。
お楽しみにください。